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日本民謡について
私達の生活の中に音楽が占める範囲は計り知ることの出来ないものであり、音楽が潤してくれる生活の喜びは、それが民族色豊かな濃いものであるほど深いものである。日本で一般に邦楽と云われるものがそれであり楽器別に分けても、笛、尺八、琴、三味線、琵琶、太鼓、鼓などが組み合わされた時に日本人としての魂を呼び起こす音楽が生まれる。中でも民謡は古典の中にあって流派や門閥等の堅い殻に閉ざされることなく、自由奔放な型で発展、浸透し、それぞれの土地の風俗をあますことなく網羅し、幾つもの時代を経て現在に至っている。

民謡には作業唄、海で生きる人達の労働唄、お座敷唄、馬と共に峠を越える時唄った馬子唄等があり、人間が生きているところには必ず唄が存在した。民謡は祖先からの贈り物である。この贈り物を守って後世に伝えることが民謡家の義務であろう。民謡は日本人の心の教育が凝縮されている大事な、日本人の生活の叫びである。その中にあって北海道民謡「江差追分」は民謡の王者と言える。

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